9月2日からインテックス大阪で開催された資産運用EXPOに行ってきました。
著名人のセミナーや企業出展ブースがあり、投資情報の収集や商談を行うことができます。
個人的には桐谷さんのセミナーを聞きたかったので、参加しました。
参加したセミナーのポイントと会場の雰囲気をまとめました。
結論
- セミナーは優良なものが多い
- 投資信託は積立で継続的に80点を目指す
- 株主優待も活用する
資産運用EXPOは入場無料、セミナー参加も無料でした。
セミナーは著名な方も多く、人気セミナーは立ち見もできるなど大盛況でした。
9/3は楽天証券の篠田さんと優待投資家の桐谷さんのセミナーの聞くことができました。
それらのセミナーで印象的だったことをまとめました。
一文に要約すると、『投資信託は継続的に80点を目指し、株主優待も活用する』となります。
個人投資家の方にも有益な情報になるかと思いますので、是非詳細をお読みください。
失敗しない投資信託の選び方(楽天証券 篠田尚子さん)
- 投資信託の失敗は、向いていない物を選んだりや組み合わせの誤りが多い
- 時間分散は毎月で十分
- 瞬間的に120点を目指すより、継続的に80点を取る
楽天証券 ファンドアナリストの篠田さんのセミナーでは、投資信託の選び方について丁寧に解説されていました。
投資初心者でもわかりやすいように、要点を丁寧に説明されていた点が印象的でした。
また、優良のアクティブ型投資信託やバランス型についても、実名ファンドを挙げて紹介がありました。
特に印象的だったのは投資の考え方でした。
時間分散は毎月でOK(毎週や毎日は不要)ということ、瞬間的な120点より継続的な80点を取ることを推奨されていました。
長期保有、銘柄分散、時間分散は再現度の高い資産形成方法であると再認識することができました。
注目優待と銘柄選定のポイントについて(優待投資家 桐谷広人さん)
- 少額投資が有利なのは株主優待のみ
- 優待株は安いときに仕込む 優待+配当の年利回り4%
- 優待内容を改良・改善している銘柄は優待廃止の可能性は低い
午後は優待投資家と有名な桐谷さんのセミナーに参加しました。
満席で立ち見ができるほどの大人気となっていました。
冒頭では株主優待の成り立ちや今後の見通しについて、初心者でもわかりやすいように説明されていました。
桐谷さんの投資方針は安いときに優待株を仕込むようにしており、年初来安値銘柄は毎日チェックしているとのことでした。
基準としては配当+年利回りが4%以上であれば積極的に注文をしているそうです。
また、優待廃止がトレンドとしてあるが優待内容を改良・改善している銘柄については廃止の可能性は低い、とコメントがありました。
確かに優待投資を行う際に注意が必要なのは優待の廃止・改悪なので、銘柄選定の参考にしたいと思いました。
具体的な優待銘柄の紹介もありましたので、こちらでも紹介したいと思います。
※括弧内が優待内容
・2735 ワッツ(自社優待券)
・3046 ジンズ(自社優待券)
・4333 東邦システムサイエンス(クオカード)
・6087 アビスト(自社商品、優待ポイント)
・6091 ウエスコホールディングス(施設入場券)
・7603 マックハウス(自社優待券)
・8081 カナデン(クオカード)
・8522 名古屋銀行(カタログギフト)
・9319 中央倉庫(クオカード)
・3333 あさひ(自社優待券)
・3387 クリエイト・レストランツ・HD(自社優待券)
まとめ
- 人気セミナーは立ち見ができるほど大好評
- 投資信託は積立で継続的に80点を目指す
- 株主優待は少額投資が有利な稀少な制度
今回、初めて資産運用EXPOに参加しましたが、参加者はかなり多い印象でした。
11時頃から参加者が一気に増え、人気セミナーは立ち見ができるほど大好評でした。
食事休憩やインテックス内の散策もしていたら、企業ブースは回ることが出来ませんでした。
次回参加する際は企業ブースも見てみようと思います。
セミナーを聞いて、改めて長期投資の重要性を再確認することができました。
また、株主優待についても引き続き有効活用していきたいと思います。
翌日も別セミナーに参加しているので、別記事に詳細をまとめます。
ご自身の投資方針の参考になれば幸いです。