【日商簿記2級3級】クレアールを利用した感想

クレアールで簿記2級3級を取得した私が、クレアールを利用した感想をまとめました。

申込を検討しているけど詳細がわからない方、メリットやデメリットを知りたい方の参考になれば幸いです。

申込はいつがお得か、教材や試験対策の紹介、利用して良かった点と悪かった点などなどを紹介しています。

結論

私は11月に受験する計画を立て、4月末(7ヵ月前)にクレアールへ申込をしました。
割引が大きいタイミングだったので、非常にラッキーでした♪

コースはWeb通信講座で講義動画を見ながらテキストを進める形を取りました。
スクールに通学するコースと比較して料金が安く、自宅で学習することができるのは今の情勢にも適していると考えています。

特に社会人の方でスクール通学は大きな負担になると思いますので、Web通信講座で自分の空き時間を利用して学習することはおススメです。

クレアールでは講義動画も充実しており、電話で質問を行うことも可能(回数無制限)でフォロー体制をしっかりしている印象です。

申込コース

私が申込したコースは「2021年11月3級・2級目標マスターWeb通信」です。

このコースは2級と3級を同時受験するコースですが、次回の試験で3級、次々回の試験で2級を受験コースもあります。
(例：6月3級・11月2級コース)
ご自身の受験計画に従って、コースを選択してみて下さい。

コース料金は\35,960(通常\58,000 38%OFF)でした。

常時32%程度の割引は実施されており、試験6ヵ月前～7ヵ月前のコースは38％程度の割引が適用されることがあります。

3級のみのコースについても同程度の割引が適用されるので、受験すると決めたら、まず申込をして強い割引をゲットすることがおススメです笑

さらに割引をゲットできないかとクーポンについても確認しましたが、現在は配布されることは少ないようです。

受講前に資料請求を行いましたが、簿記コースのクーポンは同梱されていませんでした。
(会計士や税理士などの高額コースについてはクーポンがありました。)

テキスト教材・試験対策内容

 

解答を記入する解答用紙も小冊子として付属していました。

解答用紙はWeb上からダウンロードできるので、私はこれを印刷して教科書、問題集の問題を3周解いていました。

過去問題集も同梱されていましたが、試験改定前のものなので私は力試しのつもりで取り組みました。

試験対策は試験の約3週間前からWeb上で公開されます。
予想問題が4回分で、スケジュールに沿って順次公開される形でした。

個人的にはもう少し早く公開してほしい気持ちがありますが、私は公開までの期間についてはTAC予想問題集を活用して試験対策を開始しました。

ネット試験(CBT方式)の対策として予想問題もダウンロードできます。
3級は2回分、2級は1回分の予想問題が用意されており、解説講義の動画もあります。

良かった点、悪かった点

クレアールの良かった点はWeb通信講座なので、Web上で自分のペースで学習が進められる点です。

特に社会人の方は日中は仕事をしている場合が多いと思います。
私も残業多めの技術職として働いているので、その中でスクール通学のスケジュール調整を行うことは非常に厳しいと感じました。

また、利用してみて質問対応や事務局のレスポンスが良いということも非常に好印象でした。

質問は電話、FAX、書面で受け付けているようですが、私は電話を利用しました。
(受付時間や連絡先は申込後に公開されるWebページ上に記載があります。)

テキストの内容だけではなく、過去問に対する解答にも丁寧に回答してもらえたため、疑問点の解消に大いに役立ちました。

加えて、事務局の対応が非常に早く、助かった一件がありました。

私は試験対策を進める上で第157回の過去問(リースが燃える合格率8.6％の地獄回)を解きたいと思い、事務局へ過去問の提供をお願いできないかと依頼しました。

土曜日の16時頃にメールで依頼したのですが、17時前には返信があり本日中に過去問冊子を発送するので、明日には到着する予定という内容でした。

この対応スピードは素晴らしいと思いました。
ストレスなく試験対策を進めることができたので、非常に助かりました。

その他にも試験対策のため、前回の試験対策コースを利用させてほしいという要望も受け付けてもらえました。
学習面については柔軟に対応してもらえる印象なので、上手く活用することをオススメします。

受講した中で不満を挙げるとするとテキストの誤字、脱字が比較的多いのでは…と感じました。

初学者の私が読んでいていて、1回目で気づくものもあるので修正されることを願うばかりです。

また、2級工業簿記のテキストでは「材料副費」の項目が記載されていません。
この点は2級を受験される方は注意が必要です。
私は電話質問とTAC予想問題集でフォローした形です。

もう1点が担任の案内がなかった点です。
ホームページ上で担任制を強調していたのですが、こちらから確認するまで一切連絡がありませんでした。

また、その後も担任から連絡が来ることはありませんでした。
こちらの依頼については事務局から対応や返信がある、という形でした。

現在は担任制を廃止している可能性があります。
(2022年6月時点でホームページ上に記載なし)

これから申込を検討する方で、気になる方は事前に問い合わせすることを推奨します。

【その他試験対策】TAC予想問題集

第159回をあてるTAC直前予想模試　日商簿記2級　\1,650円

新試験になり2回目の試験だったこともあり、試験の情報が少なかったため購入しました。

内容は予想問題4回分と仕訳カードが付属しています。

予想問題は精度が高く、本番と同レベルの問題がまとめられていると感じました。
試験本番の問題を解いている際も、初見の問題はないなと感じました。

解答スピードが求められる簿記試験で、これは武器になると思います。

頻出論点は網羅されているので、論点一覧ページと併せて自身の知識の整理にも活用できると思います。

解説部分も丁寧に記載されており、理解を深めるために非常に助かりました。
必ず得点したい部分、捨てても良い部分についても記載があるので、時間配分の考え方についても理解することができると思います。

また、本書には仕訳カードがついています。
表面に仕訳問題、裏面に解答が記載されている英単語カードのようなものです。

PDF版もあり、こちらのみに収録されている問題もありました。

私は通勤などスキマ時間の学習に、この仕訳カードを活用していました。

発売時期は試験日の約3カ月前となっているようです。
159回試験は11月21日でしたが、本書の発売は8月18日となっていました。

余裕のある方は試験対策として取り組むことをおススメします。

まとめ

総合的にみてクレアールはおススメできるスクールだと感じています。

悪かった点も挙げましたが、それ以上に割引の強いコース料金とWeb完結の通信講座、そして受講生のフォロー体制は魅力的です。

学習時間に余裕のある方はTAC予想問題集も活用すると、万全の状態で試験に臨めると思います。

私も予備知識なしから2級3級W合格できましたので、皆さんも是非挑戦してみてください。
また、本記事が受験を検討している方の参考になれば幸いです。