22年9月4日に開催された資産運用EXPOに参加してきました。
厚切りジェイソンさん、マネックス証券の岡元平八郎さんのセミナー要点をまとめています。
一言でまとめると『米国は今後も成長が期待できるので、時間分散して投資する』となります。
株式投資を始めた方や米国株投資に挑戦したい方には有益な情報になると思いますので、是非お読みください。
結論
- アメリカ(米国)は今後も成長が期待できる投資先
- リスク許容度にあった投資商品を時間分散して投資
- 家計管理をすることで資産形成の大きな力になる
お二人のセミナーの内容で共通していた点は米国への投資は今後も成長が期待できる、時間分散を利用して毎月積立をするということでした。
併せて、厚切りジェイソンさんは家計管理の重要性についても触れていました。
どちらも非常に参考になる内容だったため、それぞれの内容の紹介します。
マネックス証券 岡元平八郎さん
- アメリカ(米国)は今後も成長が期待できる投資先
- 為替リスクを考慮しても米国へ投資は価値がある
- リスク許容度にあった投資商品を時間をかけて投資する
午前中にはマネックス証券の岡元平八郎さんのセミナーに参加しました。
岡元さんはマネックス証券の外国株コンサルタントでハッチの愛称で投資コラムやYouTubeにも出演されています。
実際のデータに基づいた米国市場の解説や、今後の展望についてが主な内容でした。
日本企業の年間の研究開発費が5.3兆円に対して、米国企業は21兆円、Amazonだけでも6兆円と事実が非常に印象に残りました。
長期の視点で見れば、アメリカ市場は非常に有益な投資先であると勇気づけられました。
そのため、日本在住で今後も円を利用して生活する場合でも、為替リスクを負って米国へ投資することは価値があると仰っていました。
投資方針については主に下記の通りでした。
- リスク許容度にあった投資商品を時間をかけて投資する
- 米国株については急落時のスポット購入はあり
- 円安でも時間分散をして投資する
岡元さんがマネックス証券の公式チャンネルで行っている米国セミナーも非常に参考になるので、気になる方はチェックしてみて下さい。
IT企業役員、お笑い芸人 厚切りジェイソンさん
- 家計管理をすることで資産形成の大きな力になる
- 3ヶ月分の生活費を現金で持って、それ以外はVTIへ投資
- 仮想通貨は絶対にやらない
午後には、2021年11月に書籍『ジェイソン流お金の増やし方』も発売された厚切りジェイソンさんのセミナーに参加しました。
私も書籍は読んでおり、特に家計管理の部分が参考になったため是非セミナーにも参加したいと考えていました。
会場では立ち見ができるほどの大盛況となっており、人気や注目度の高さが伺えました。
主な内容は家計管理の重量性とご自身の投資方針についてお話されていました。
特に印象的だったのは、支出を抑えることが1番重要と強調していたことでした。
投資の方針については3ヶ月分の生活費を現金で持ち、それ以外は全てVTIに投資している、とのことでした。
長期・分散で暴落時にも計画をそのまま続け、積立を続けることを推奨していました。
また、積立をいつまで続けるべきか?という質問については、止める必要はなく必要なときに必要な分を取り崩せば良いという回答でした。
仮想通貨(暗号資産)についてもコメントがあり、絶対にやらないというスタンスでした。
仮想通貨の価値や仕組みについては、懐疑的な部分が多いという見解でした。
書籍の内容と重複する部分はありましたが、投資方針の詳細についても確認することができたので、非常に有益なセミナーでした。
まとめ
- アメリカ(米国)は為替リスクを考慮しても投資する価値がある
- リスク許容度にあった投資商品を時間分散して投資
- 家計管理、支出の削減が資産形成には重要
参加したどちらのセミナーも有益な情報が多く、参加して良かったと思える内容でした。
米国株への投資の重要性を再確認でき、今後も長期投資を方針として投資を継続しようと思いました。
また、家計管理の重要性やお金の知識の需要について今後は更に増えると感じ、マネーリテラシーの向上に貢献していきたいと思います。
皆様の資産形成の参考になれば幸いです。