投資、資産形成

【証券口座選び】オススメ証券口座と複数開設のメリット、デメリット

現在、私が利用している証券口座を紹介しつつ、オススメの証券口座をお伝えします。
また、複数の証券口座を開設するメリット、デメリットや現在の私の方針についても紹介します。

結論

  • オススメNo.1の証券口座はSBI証券
  • auカブコム証券、マネックス証券楽天証券も開設して併用することは効果的
  • 複数の証券口座を持つことで各社サービスの恩恵を受けることができるが、管理の手間がかかる

一番のオススメ証券口座はSBI証券です。
その他にも上記3つがオススメ証券口座になります。

複数の証券口座を持つことで管理の手間が増えてしまいますが、各社のサービス恩恵を受けられます。
ご自身の中で管理の手間とメリットを整理して、負担にならない口座数で投資を始めることをオススメします。

オススメ証券口座

【1位】SBI証券

  • 取引手数料が最安クラス(アクティブプランで当日100万円まで取引無料)
  • 投資信託のクレジットカード積み立て可(ポイント付与0.5%~2.0%)
  • NISA、iDeCoの手数料最安、取扱商品が豊富
  • 住信SBIネット銀行との連携でドル転の手数料が最安

取引に関わるコストが最安クラスで、投資信託のクレジットカード積み立てが可能です。
NISA、iDeCoの手数料についても最安水準で、取扱商品の種類もトップクラスのため、私もSBI証券で一般NISA口座を開設しています。
ドル転の手数料が最安(片道4銭※)で、IPOチャレンジポイントなど独自のサービスもあり、サービス内容も改善や顧客還元が多い印象です。

※2022年7月25日より片道6銭へ変更となります。

【2位】auカブコム証券

  • 投資信託のクレジットカード積み立て可(ポイント付与1%)
  • auじぶん銀行との連携で普通預金金利 年0.1%(税引前)
    更にauPAY、au PAYカード連携で年0.2%(税引前)

2位~3位の証券会社については、ほぼ優劣はありませんが順位をつけてみました。

2022年に入り多くの優良サービスがリリースされ、かなりメリットが出てきた新星です。

au PAYカードで投資信託の積み立て購入ができ、ポイント付与は1.0%です。
年会費実質無料の通常カードで1.0%付与は大きなメリットになります。

また、auじぶん銀行と連携することで普通預金金利が年0.1%となり、auPAY、au PAYカード連携で年0.2%まで優遇されるので併せて利用したいですね。

個別株の取引手数料も最安クラス(当日100万円まで無料)で、25歳以下の取引手数料無料プログラムもリリースされています。

他社サービスやキャンペーンを意識した還元も多くあり、今後の動向にも注目しています。

【同率3位】マネックス証券

  • 投資信託のクレジットカード積み立て可(ポイント付与1.1%)
  • スクリーニング(分析ツール)が優秀

提携のマネックスカードで投資信託の積み立て購入ができ、ポイント付与が通常カードでは最大の1.1%であることを評価しました。
サービス改悪の可能性はありますが、顧客へ還元する姿勢は素晴らしいと考えています。

また、『スクリーニング』という分析ツールが無料で利用できます。
個別銘柄の検索機能で、様々な検索条件を設定して銘柄一覧を表示させることができます。
業績などの数値だけではなく、配当利回り、アナリスト評価やテクニカル指標などでも検索できる点が優秀です。
口座開設した際には、利用してみることをオススメします。

【同率3位】楽天証券

  • 手数料最安クラス(いちにち定額コースで当日100万円まで無料)
  • 投資信託のクレジットカード積み立て可(ポイント付与1%→0.2%~0.5%)
  • 四季報、日経テレコンが無料で閲覧可能
  • 楽天銀行との連携で普通預金金利 年0.1%(税引前、残高300万円まで)

取引に関わるコストが最安クラスで、投資信託のクレジットカード積み立てが可能です。
2022年9月から低コスト投資信託のポイント付与は0.2%に変更され、楽天キャッシュ経由でも0.5%になります。

個人的に四季報の情報が無料で見られることは、かなり評価しています。株アプリ(iSPEED)から気軽に見ることができるので、大きなメリットです。

楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が年0.1%になります。証券口座への都度入金が不要になるので、利便性が向上して高金利を受けられるので併せて設定することをオススメします。

2022年に入りサービス改悪が続きますが、現状でも利用するメリットは多いと考えています。
私もサービス内容の変更には注意しつつ、今後も上手く活用していく方針です。

その他の証券口座

オススメの4つの口座以外に私が開設した証券口座についても紹介します。
それぞれの証券口座についてメリットや開設理由を簡単に記載します。

現時点では口座開設の優先度は低いと考えています。

松井証券

  • 売買手数料50万円まで無料
  • 買付余力なしでIPO抽選可(当選後の購入申込時に資金拘束)

岡三オンライン証券

  • 買付余力なしでIPO抽選可(当選後の購入申込時に資金拘束)

SBIネオトレード証券

  • 買付余力なしでIPO抽選可(当選後の購入申込時に資金拘束)

SMBC日興証券

  • IPOの抽選が1人1票の完全平等抽選

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

  • NTTドコモのTOBに伴い口座開設

LINE証券

  • 単元未満株の取引が可能

複数口座開設のメリット、デメリット

10つの証券口座を開設した私自身が感じたメリット、デメリットを紹介します。
(証券口座の開設は無料です。)

  • 証券会社のサービス改善、改悪に柔軟に対応できる
  • 証券口座の使い分けが可能
    投資商品、投資目的、投資方針など
  • 管理に手間がかかる
    (ID、パスワード、住所変更、資金など)

2022年にマネックス証券、auカブコム証券がクレカ積立に参入しましたが、これらのサービスにもスムーズに乗り換えができました。

楽天証券のサービス改悪に対しても他社へ速やかへ移行することで、資金効率を落とすことなく投資(資産形成)をすることができました。

また、複数の証券口座を持つことで、目的に合わせて使い分けができます。
私は投資対象によって口座を使い分けています。(下記参照)
視覚的に金額を把握しやすい点はメリットだと感じています。

日本株…楽天証券
米国株…SBI証券
投資信託…マネックス証券、auカブコム証券

デメリットはとにかく管理が大変です。これに尽きます。

ログインするためのIDやパスワードをそれぞれ管理する必要があります。
また、ログイン情報に加えて取引パスワードや資金についても把握している必要があります。

私個人の体験としては取引パスワードを勘違いして利用を一時停止されたことや、引っ越しに伴い10口座の住所変更の申請地獄を味わう、ということがありました。

(私は利用していない口座は今後、解約する方針です…)

オススメの4口座を中心に、ご自身が負担にならない口座数で資産形成を進めていただければと思います。
もちろん、証券口座は1つに絞り、シンプルに始めることも全く問題ありません。

まとめ

  • SBI証券はオススメNo.1
  • その他オススメ口座も是非検討を!
    auカブコム証券、マネックス証券、楽天証券
  • 負担にならない口座数で資産形成を
    1口座でも問題ナシ!

おススメNo.1の証券口座はSBI証券です。
その他にもauカブコム証券、マネックス証券、楽天証券は開設を検討して良いでしょう。

口座数についてはご自身に負担にならない範囲で、開設してみて下さい。
1口座のみでも全く問題はありません。

皆様の口座開設の参考になれば幸いです。