樺沢紫苑さんの書かれた『アウトプット大全』を紹介します。
本書は2022年5月時点で80万部を突破しているベストセラー本です。
日々、仕事でアウトプットを行う社会人の方や、受験勉強をしている学生の方も非常に参考になると思います。
私自身も仕事や資格取得に際にはこの本の内容を意識して、アウトプットをするようにしています。
まだお読みでない方は、ぜひ書籍を手に取って一読してみて下さい。
結論
- 効率的なアウトプット法や考え方を知りたい方へおすすめ
- インプットとアウトプットの黄金比は3:7
- 最強のアウトプット法は「教える」こと
この本は効率的なアウトプットの方法や考え方を知りたい方には特におすすめです。
全80個+αのアウトプット術がまとめられており、どこから読んでも理解できるようになっています。
私が特に印象に残ったのが、インプットとアウトプットの黄金比は3:7であること、最強のアウトプット法は「教える」ことの部分です。
詳細はお気に入りポイントで後述します。
著者、発売時期
著者
本書の著書は精神科医で作家でもある樺沢紫苑(かばさわしおん)さんです。
「情報発信を通してメンタル患者、自殺を予防する」というビジョンを掲げられています。
本書には精神医学や心理学、脳科学の知識をわかりやすく伝える「日本一アウトプットする精神科医」として紹介されています。
また、YouTubeでも情報発信をされており、「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」で動画を公開しています。
(チャンネル登録者数39.5万人)
3分~5分のコンパクトな動画が多く、メンタルや脳科学の知識を学ぶことができ、私自身も学びのチャンネルとして利用しています。
発売時期
本書の発売は2018年8月で、価格は\1,595(税込)です。
発売からビジネス書部門のランキングで3年連続ベスト10に選ばれるなど、長期で売れ続けている書籍です。
概要、おすすめの人
概要
メルマガ毎日発行14年間、Facebook毎日更新9年間、YouTube毎日更新6年間などアウトプットの化身である樺沢紫苑さんのアウトプット術がわかりやすくまとめられています。
全80個+αのアウトプット術がまとめられており、どこからでも読める構成になっています。
文章も横書きで図解も多いので、読書が苦手な方も比較的読みやすいと思います。
おすすめの人
上記のような方には、本書は特におすすめです。
仕事だけではなく資格取得や勉強にも活用できることが多いので、学生の方にも是非読んでいただきたいです。
お気に入りポイント
- インプットとアウトプットの黄金比は3:7
- 最強のアウトプット法は「教える」こと
- マルチタスクは絶対にNG
本書を読んでいて特に気に入った箇所の紹介です。
まず、インプットとアウトプットの比率についてです。
個人的には5:5くらいが良いのかなと思っておりましたが、黄金比はインプット3、アウトプット7とのことでした。
(初心者の場合はインプット4、アウトプット6)
アウトプットをして実践形式で手を動かすことで、知識が定着を目指すことが重要だと思いました。
頻度としては2週間の内に3回以上アウトプットすると定着しやすいとのことです。
また、最強のアウトプット法は「教える」ことであると明言されていました。
完全に理解ができていないと教えることはできず、教える中で自身が理解不足な部分も把握できる、と本書には書かれていました。
加えて、マルチタスクは絶対にNGと強い表現で書かれていました。
タスクの同時並行はミスが50%増、効率が80%~95%低下すると記載があり、非常に驚きました。
私は元々マルチタスクが得意ではなかったのですが、これからも無理をしてマルチタスクをしないようにしようと思いました(笑)
まとめ
- 効率的なアウトプット法や考え方を知りたい方におすすめ
- インプットとアウトプットの黄金比は3:7
- 最強のアウトプット法は「教える」こと
最後に記事内容のまとめです。
本書は効率的なアウトプットの方法や考え方を知りたい、という方に非常にオススメです。
仕事だけではなく資格取得や勉強にも活用できることが多いので、学生の方も是非読んでいただきたいです。
私自身もアウトプットを7割にすることを意識しつつ、お金の知識を教えることでFP関連の知識の定着を図っていきます。
本記事が書籍選びの参考になれば幸いです♪